YYC(ワイワイシー)は婚活事業を展開する東証一部上場企業、株式会社IBJの子会社が運営する大手出会い系アプリの1つ。
元々はライブドアが立ち上げて、その後LINEグループ、mixiグループ、そして2019年現在のIBJグループと超有名企業の傘下を渡り歩いてきた老舗サービスですね。
YYCも多くの出会い系アプリ評価サイトでオススメされているため、ハッピーメールとどちらを選べばいいか迷うかもしれません。
というわけで、本当に使えるのはどっちなのか、ハッピーメールの評判と評価と同じ項目でYYCを採点し、白黒ハッキリさせたいと思います!
運営年数
■ハッピーメール 10/10
YYCはライブドアが創設した前身のワイワイクラブから数えて、15年以上もの歴史がある老舗出会い系です。文句なく、ハッピーメールと同じ満点評価。
会員数
■ハッピーメール 10/10
YYCの公式によれば累計会員数は1000万人。ハッピーメールの2000万人と比べれば2分の1ですが、出会い系業界の中では最大規模の大手なのは間違いなし。
ただ、ピュア掲示板に書き込まれた女性の投稿数を比較してみると、実際に活動しているアクティブ会員数はもっと差がありそうです(東京都、同日21:00~24:00の投稿数)。
・ハピメ 89件
・ワクメ 48件(参考)
YYCは公式発表の会員数は多いのに、実は780万人とうたっているワクワクメールよりも、女性の掲示板への書き込みが少なく活気がない・・・。
巷の出会い系紹介サイトの評価が高い割に、YYCを使ってみると、どうもマッチングしにくいと感じるのは、このアクティブ会員数の少なさも理由の1つだと思います。
料金
■ハッピーメール 9/10
YYCとハッピーメールは1P当たりの料金が違うので注意です。
YYCは1P=1円と思っている方が多いのですが、実は1P=1.08円と消費税分高い設定。これは盲点で紹介サイトでもあまり触れられていません。でも、メール送信料金なども変わってきます。
一方のハッピーメールは1P=10円。これを踏まえて料金を評価します。
まず、YYCのメール送信は50P。金額に換算すると50P×1.08円=54円になります。ハッピーメールは5P=50円。実はYYCのほうがメール1通あたり4円高いってことです。
次に、YYCのプロフ閲覧は10Pですから金額換算で10.8円。ハッピーメールは無料。この差は僕ら男の行動に強く影響します。
プロフィールを見る際、YYCではどうしても心理的にセーブがかかり、閲覧人数が少なくなりがちです。
でも、ハピメのほうはお金を気にせず、大勢のプロフを好きなだけ見て相手を選べるんですよね。
更にYYCでもらえる初回のお試しポイントは最大でわずか450P=486円分。ハッピーメールは当サイトの限定特典50Pも含めると最大170P=1700円分。
ハピメのほうがYYCより1,000円以上、メールにすると20通分以上も多いお試しポイントをもらえます。
メッセージを1通送るだけで数百円も取るような悪質出会い系アプリが多いことを考えれば、YYCも充分良心的な料金設定ですが、ハッピーメールと比較してしまうと物足りなさは否めません…。
男女バランスの良さ
■ハッピーメール 18/20
男女バランスは出会いやすさを左右します。マッチングアプリでは、女性比率2割台なら合格点、3割台なら優良、4割台は超超優良の部類ですね。それだけ女性優位の世界ってことです。
YYCは男女それぞれの会員数を誰にでもオープンにしてます。これは出会い系アプリとして希少であり、その姿勢自体は評価できます。ただーし!
僕は昔からYYCの男女比を追っていますが、長年、女性2割前後だったのに、数年前のある日を境に男性の数が一気に減り、女性の数が一気に増えてバランスが激変しました。
いやー、こーゆー数字の操作されると、信頼ガタ落ちですね。そもそも、公式が公開しているのは「累計」会員数なので、男性が減ること自体ありえませんから(^_^;)
というわけで、2019年3月時点では下の画像のように、女性比率約4割になってますが・・・
使用感からはそんなに高いとは思えず、実際には昔とほぼ変わらず、2割前後ではないかと僕は見てます。
また、YYCの場合、人口の少ない田舎では女性会員数がかなり少なく、物足りなさを感じると思います。
一方ハッピーメールは男性と女性の数は非公開ですが、マッチング率から推測するに、恐らく女性3割前後でしょうか。少なくとも、YYCより出会いやすいのは間違いなし。
あとはハピメの方が宣伝に力を入れているため認知度が圧倒的に高く、田舎でも比較的女性会員が多い点も強みと言えます。
邪魔者の存在
■ハッピーメール 18/20
出会い系の邪魔者とはサクラ・業者・キャッシュバッカーのこと。
YYCは上場企業のIBJブランドを傷つけるわけにはいきませんから、ハピメと同じく、サクラは使ってません。ここは問題なし。
ただ、YYCにはアダルト掲示板がない分、デリ業者や援助の紛れ込みはハッピーメールより、やや少ないと感じます。
その一方で、キャッシュバッカーはハピメより多くいます。業界全体として取り締まりを強化した結果、2019年、キャッシュバッカーってほとんどいなくなってますが、YYCにはまだ残党がいる感じです。
というのも、キャッシュバッカーが小躍りしそうな好条件の女性限定キャンペーンを実施しているため。
まず、YYCの場合、女性はメール返信1通につき3マイル貯まります。楽天Edyに交換すると1マイル=0.6円分なので、3マイル=1.8円分。ハピメの場合はメール返信1通2円なので、ほぼ一緒です。
でも、YYCは月1回程度、男性とメールを2往復するだけで100マイル=60円もらえる女性限定キャンペーンをやるんですよ。
2往復ずつ30人とやり取りすれば、3000マイル貯まり、楽天Edy1800円分と交換できるわけです。だから、やり取りがすぐに途切れてしまう子が、他に比べて非常に多い・・・。
各社、キャッシュバッカーを減らす方向で条件を絞っている中、これだけ甘~いボーナス企画をやっているとこって、今どきYYCぐらいじゃないかと。
とにかく女性が大勢いるように見せたいという運営の方針なんでしょうが、小遣い稼ぎ目的の冷やかしがいくら増えても意味ないので、もう、やめればいいのにと思うんですけどね・・・(^_^;)
YYCはログインするだけで足あと、ウィンク、タイプ、いいね!などが結構つきます。
これ、ほとんどがキャッシュバッカー、残りは業者と見ていいと思います。メールが来る割には出会いに結びつかないのはYYCの弱点と言えますね。
ちなみに、YYCはアダルトカテゴリーを廃止してピュアカテゴリー専門になった、ポイント制出会い系アプリとしては異色の存在。
でも本当にアダルト目的の利用者がいなくなって、ピュア特化型として機能しているかと言えば正直そんなことありません(^_^;)
例えば女性のプロフィールには「バスト」の項目があったり(←本物のピュア特化型には絶対無い項目ですw)、どうもコンセプトが中途半端なんですよね。
実際にデリ業者や援助っぽい人達も結構紛れ込んでますし。その点もアダルトカテゴリーとピュアカテゴリーに掲示板が分かれているハピメの方が、相手の目的や質を見極めやすいと感じます。
安心安全
■ハッピーメール 10/10
YYCの強みはやはり東証一部上場の(株)IBJグループという点。IBJの子会社ダイバーズが運営しています。
ハピメの運営会社(株)アイベックに比べるとIBJの方が知名度がありますから、一般的にはYYCの方が安心感が強いと思います。
ただ、実際のサポート体制はハッピーメールの方が断然手厚い…。
YYCの問い合わせはメールのみで、電話窓口はありません。対してハピメはメールはもちろん、電話受付も24時間体制。今、電話も24時間のマッチングサービスって、ハピメぐらいですよ。
企業ブランドから来る安心感はYYCに軍配ですが、実質はハピメの方がユーザーサポートにより熱心だと感じます。
口コミの評判
■ハッピーメール 18/20
YYCの口コミを調べると、やはりここまで触れてきた「サクラが多い(←実際にはサクラではなくキャッシュバッカーや業者ですけどね)」「思ったより人がいない」などの声が目立ちます。
もちろん「出会えた」という口コミもありますが、ハッピーメールの評判と相対的に比べてしまうと、点数を下げざる得ません。
ハッピーメールとYYC比較まとめ
■ハッピーメール総合点 93/100
こうしてみると一目瞭然。結構な実力差があると思います。
YYCも優良出会い系アプリの1つには違いないのですが、比較対象がハピメとなると、出会いやすさもコストも見劣りします。戦う相手が悪いという感じでしょうか。
複数のサービスを同時に使うのがポイント制出会い系攻略のセオリーなので、両方利用するのもアリですが、YYCはあくまでサブ。
メインサイトとして、ポイントを多めに投入する価値があるのはハッピーメールの方だと思うわけです。