ハッピーメールには、スマートフォンの位置情報(GPS)を活用した機能があります。これ、何も知らずに使っていると不用心ですよ。
この記事ではハピメの位置情報連動型機能について、その使い方や必ず押さえておくべき注意点をまとめておきます。
ハッピーレーダーは廃止になったが…
出会い系サイトがガラケーからスマホへ移行して間もない頃、GPSで近くの会員を探せる位置情報検索が、一部の男性ユーザーにもてはやされた時期がありました。いわゆる「ご近所出会い」ってやつですね。
で、ハッピーメールにも地図上に会員の居場所がピンで表示される「ハッピーレーダー」という機能があったんです。

でもコレ、自宅や会社で使うと防犯上問題ありでした。自分の位置も不特定多数の誰かに知られてしまうってことですから。
一応、地図上では実際と少しズレた場所にピンが表示される対策は取られていたものの、だいたいのエリアが分かってしまえば、自宅や職場が特定されてしまうリスクがありますよね。
そんなこんなで、特に女性からは不評だったようです。そんな声を受けて、現在はマップ上に位置が表示される「ハッピーレーダー」機能はなくなっています。
アプリ版の検索並び替えに注意!
というわけで2021年時点で、ハッピーメールのWEB版とアプリ版のうち、僕がメイン利用におすすめしているWEB版にはGPS連動型機能はありません。

でも、実はアプリ版の方には、まだあるんですよ。もしかすると、気付かずに使っている方もいるかもしれません。
ちなみに「WEB版とアプリ版って何が違うのよ?」という方は、次の記事を参照下さい。
まず、アプリ版でプロフ検索をしたら、画面右上を見て下さい。時計のようなマークがありますね。これは現在、検索結果を「ログイン順」に並べて表示しているという意味です。
この時計マークのボタンをタップすると、次のように「ログイン順・会員登録順・距離が近い順」を選択する並び替えメニューが表示されます。
ここで「距離が近い順」を選択すると、GPS機能によって、検索結果が今あなたがいる場所から近くにいる会員順に並び替わります。
このように、マップ表示のハッピーレーダーはなくなったものの、アプリ版にはまだ位置情報を利用した機能が残っているんです。
地図ではないが安全性には不安も
ハッピーメールアプリの検索結果は、画面左上のボタンで写真表示と詳細表示を切り替えることができます。
写真表示の場合は距離が表示されませんが、詳細表示に切り替えると、次のように自分の居場所と相手の距離が表示されます。
この画面では一番近いコで半径500メートルですが、もっと近くに会員がいれば、100メートル、200メートルも表示されます。

ヘタすると、本当にご近所付き合いのある知り合いが表示されるかも…。
地図上でのピン表示はなくなったとは言え、これじゃ防犯上だけではなく、近所の人に身バレするリスクもあって安心できません。ま、こちらを見つけたってことは相手もハピメを使ってるってことですけど…(^_^;)
アプリ版の位置情報はオフにしておく
というわけで、僕的にはハッピーメールアプリ版の位置情報は、特に自宅や会社では忘れずオフにしておくことを強くオススメします。
オン/オフの切り替えは簡単にできます。
マイページの「機能設定ヘルプ」を開いて「位置情報」をオフにする方法が1つ。
でも、もっと簡単な方法があります。マイページの右上に、タップするだけでオン/オフを切り替えられるボタンがあるんです。
位置情報がONになっているときは、上の画像のようにマークが緑色になっています。で、タップすればOFFに変わります。
このようにマークがグレーになればOK。これで、あなたも「近くにいる順」の並び替え機能を使えなくなりますが、誰かが位置情報を使って検索しても、あなたは表示されなくなります。

ちなみに僕はこの切り替えさえも面倒なので、いつもオフにしています。そもそもアプリ版自体、ログインボーナスをもらう以外、使わないですし…。
GPS連動型マッチングアプリの使い所
ハッピーメールに限らず、GPS連動型検索を装備した出会い系アプリを利用する際は設定と使い所には充分注意して下さい。
最近は「すれ違い」機能を売りにしたマッチングアプリもありますが、全く同じ考え方です。

この種の機能は外出中・出張中など、周りに知り合いがいない場所で、近場にいる異性やすぐ会える異性を探す、そんな利用シーンが最適かと。
と言っても「即会い」にはまた別のリスクが伴うので、会う前にしっかりメッセージをやり取りして相手を見極めることが大事ですけどね。
ハピメの位置情報機能の使い方まとめ
- ハッピーメールアプリの位置情報設定は、自宅や職場ではオフにしておこう
- オンにして相手を探すなら、ホームグラウンドから離れたところで
- 使い終わったら、またオフにすることも忘れずに!
- 僕のように忘れっぽい人は、最初にオフに設定したまま使わない方がいい